パープルの意味

PURPLE~紫~

パープルの意味

平安時代、紫色は

美しく、優しく、気品と知性を兼ね備えた色として人気のあった色でした。

紫の上や紫式部などの名前の由来などもそんなところから来ているのでしょうか・・・

日本では、紫草の根から色素を採取して染めたものが本紫と呼ばれ、
禁色として一般庶民が使ってはいけない色だった時代もありました。

パープルの意味

ヨーロッパでも、プラプラ貝の腺から色素を採取し大変貴重で高価な色として、
高貴さのシンボルとなりました。

さて、紫色にはどんなメッセージがあるのでしょうか・・・

神秘的・スピリチュアル

紫色は夜の空や宇宙を連想する色です。
神様の住んでいる高い高いところの色です。

人間の住んできる世界では想像もつかないような神秘の世界や理想の世界をイメージします。

ロマンチストで繊細な感性を持っている人やファンタジーな世界が好きな人は紫の人かもしれません。

つかみどころが無く、ちょっと不思議な感じやミステリアスな印象があるかもしれません。

物質性よりも精神性を大切にする人です。

プライドを持った人

紫の人は、気品と存在感があり、高貴で少々近寄りがたく感じるかもしれません。

プライドの高い女優さんをイメージするとイメージがつきやすいかもしれません。

ともすると、わがままに見えてしまうかもしれませんが、
芸術的で、拘りとプライドを持ち、良いものを作るために妥協はしません。

少々扱いにくいかもしれませんが・・・ 芸術的で素晴らしい映画を作るためには欠かせない人物なのです。

奉仕の精神とヒーリング

紫は病気や精神的疲労ででエネルギーが弱っているときに見ると心が癒されます。

具合の悪い時に、赤や黄色の花束を見てもあまり癒さず、
むしろイライラするかもしれません。

人は、人の力で癒すことができます。

紫の人は、そのことをよく知っている人です。

自分自身が「癒された」経験をしているのかもしれません。

その為、セラピスト、カウンセラー、ヒーラーなどの職業につく人が多いかもしれません。

頭を使うのが好きな人

良くも悪くも考える事が好きな人です。

想像力が豊かなので、芸術やクリエイティブな分野で才能を発揮するかもしれません。

しかし、ネガティブに働けば、考え過ぎて、自分で心配や不安を作り出します。

前向きになる事ができず、
過ぎてしまったことをくよくよと考えすぎてしまったり、
いつまでも失恋した相手の事を引きずっていたり・・・

過去に生きるのではなく、今に生きるために忘れられない出来事を手放す必要があることを知らせてくれたのかもしれません。

両親の愛

赤は火の色であり、男性性や父親、
青は水の色であり、女性性や母親を表します。

紫色は、赤と青を混ぜた色です。

だから、カラーセラピーにおいては両親を意味する色と解釈します。

ご両親の愛がもっと欲しかった・・・
そんな想いがある人にもよく選ばれる色です。

また、

赤は情熱、青は冷静、
赤は熱く、青は冷静な色・・・

両極の面を持ち合わせた人なので、
つかみどころの無い人、
訳の分からない人だと思われる面もあるかもしれません。

でも、本人はちゃんと必要に応じて使い分けしているのです。

そんなあなたの一面を教えるために

今、あなた自身が紫を選んだのかもしれません・・・

あなたがあなたらしく輝くために、
自分の良い面を活かし悪い面は受け止めてあげて少しずつ成長して行けばいい・・・

あなたが、今日、紫を選んだ理由は、
自分の性格を投影していましたか?
それとも・・・

バランスを促すために、
あなた自身が贈ったメッセージでしたか?